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地下鉄でも脱線する(話の内容)。

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少し遅い仕事の帰り、今日も見慣れた地下鉄の風景。
ピークを過ぎた車内は混雑もなく快適で、
小心者のボクは立っている人が皆無なのを確認して座席につく。

車内は丁度満席になるくらいで、ボクの隣は若い女性。
地下鉄が駅に停まり、数人が扉の前にスタンバイしていて、
ボクの隣の女性の隣の男性も角席を立った。

分かりにくいので、↓みたいな感じになったとしますでしょ?


 |女□男男男ボ女□|


※□…空席 男…男性 ボ…ボク 女…女性 |…柱 を表します。



乗客が一人もいなかったのでスペースができたのですが、
普通ならこの女性の場合、角の快適な席に移動しますよね?
しかしこの女性、テコでも動く気配はない。
次の駅までずっと、まるで二人はカップル。

いや、男としては嬉しいんですよ?
美人だったし、ロングヘアーでBoAみたいだったし。
でもなんだろ?このぎこちない不自然な感じは。
できれば移動して欲しかった。


この状況、日本なら80%くらいの確率で移動するでしょう。
人間には防衛本能があり、角が落ち着くという心理があるし、
お互い気まずさを感じずに快適ですもん。

少しでもボクの傍にいたかったという可能性も否定はできないが、
最近髪を短く切って、猿みたいになってしまって、
アメリカ人にイエローモンキーとブラックジョークを言われたこの風貌に、
初対面で好意を抱く女性はいないだろう。


実はこの状況、中国ではなんら不思議な事ではない。
他の人の同じ状況を度々確認するが、皆さん移動しない。
どちらも気まずさなどないかのように、普通に振舞っている。


そう、人間の多い中国では座席に座れることでもう百点。
席に座れるだけで満足なので、わざわざ移動しない。
人と人の距離が普段から近い(学校、食堂などで)ので、
他人同士寄り添うことには別に違和感を感じないのである。



幸福是一碗水。



中国の有名なことわざで「幸せは一杯の水」という意味。
故事成語でストーリーがあるのだが簡単に言うと、

「お碗一杯の水でも幸せを感じることができる。」
「働いた後、水を飲んでいる今が幸せ。」

という、宗教論のような有難いお言葉。(誰が言ったか知らんけど)
座席の座り方はこの言葉を地でいく行動であると言える。



各個人それぞれが幸せと向上を目指し、皆な平等の日本。
想像力があり、向上する気持ちのある日本人は席を移動。

一部の金持ちが発展を牽引し、貧乏人は貧乏から抜け出せない中国。
既に諦めかけている中国の市民は座れるだけで満足。

まさに中国と日本の庶民レベルでの思想が
如実に反映された行動の違いと言えるだろう。



座席に座るまでは中国人も必死である。
降車する人間を待たずに人込みを押しのけて、
まるでジャングルの木々を押しのけて走るターザンのように、
ってターザンよく知らんけど、
知らないながらもそんな感じで座席を確保しようとする。


言い換えるなら、


学生時代は勉強勉強の毎日で、
人を押しのけてでも良い会社に入ろうと努力を続けるが、
会社に入ったらその先が見えず、まして事業を創めれるわけでもなく、
現状で満足して向上心を失ってしまう中国人。



社会主義の産物だとか、
教育の有り方だとか難しい事はよく分からない。
ただ、中国人の理念と諸先進国の人間の理念を比べると、
明らかに中国人の理念には何かが欠けていると言わざるを得ない。

トップダウン方式にしろ、ボトムアップ方式にしろ、
13億人以上いる中国人の理念を変えるのは、
そう容易い事ではないだろう。



と、地下鉄の座席から中国人の理念を読み取ったボクだが、
その時スッゲェ喉が渇いていて、半脱水症状だった。

さっき歩いてる時、立て続けに2本タバコを吸ったからか。
さっき果汁100%のオレンジジュースを飲んだからか。
相当喉が渇いていた。


幸福はお碗一杯の水。


ボクは、まさにそんな状況だった。



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この記事へのコメント

(」´O`)」 元気ですかー?
2007/11/10(土) 03:48 | URL | 桃李 #-[ 編集]

まぢで元気?
1ヶ月も更新ないとさすがに心配です。
2007/11/29(木) 10:38 | URL | 桃李 #-[ 編集]
お久しぶりです、恥ずかしながら帰ってまいりました。

空いた時間にネットカフェから桃李さんのブログなどは覗いていましたが、何分日本語入力がインストールからしなければならないので、コメントなどを放棄してしまいました。

ご心配おかけしてすみませんでした。ボクは…ボクは…生きています!!
2007/12/04(火) 01:49 | URL | さむらいぶるー #-[ 編集]
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