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新しい日本語。

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長いこと中国に住んで、どんなに中国語を勉強しても、やはり言葉の壁というのはいつも付きまとう訳でして。これは外国生活の日本人、しいては国際社会のこの世の中では必ず起こり得る問題で、それを未然に防ぐ為に通訳がいたりするわけです。


「王八蛋 wang2 ba1 dan4」


最近中国人と喧嘩をした時に言われた罵倒の言葉です。「ワンバーダン」と読み、愚か者とか、バカ者とかいうニュアンスで使われます。これを言った後中国人は勝ち誇ったような、得意げな表情を浮かべたのですが、ボクとしては全く心に響かない。つまり、相手は最大の罵倒をしているにも関わらず、ボクは相手が怒っているのが分かっただけで、「何だと~!?」とはならないわけです。


もしここで「チンカス!」とか言われていたらボクも怒りのボルテージが上がったかもしれませんが、言われたのはワンバーダン。何回言われても「はぁ。」としか対応できません。


世界的に見ると罵倒の言葉にも国の特徴が表れているような気がします。特徴的なところを挙げると、家族を大切にするアメリカでは「お前の母ちゃん犯すぞ。」みたいな母親系、伝統や歴史を重んじる中国では「お前の爺ちゃんはオレの子。」みたいな、先祖まで罵る事が最大の罵倒とするフシがあります。台湾の人間に至っては「この中国人!」と言われるだけで屈辱となるように、国の違いというものがハッキリ表れているのが分かると思います。


それに対し平和を愛する我が国日本の母国語は、罵倒の言葉が極めて少ない言語の一種です。日本では人を罵る時には見た目をバカにしたり、具体的な無能さを罵る事が多い気がしますし、今では日本語の数少ない罵倒だって「バカだな~。」とか「アホか。」というように罵倒ではなく、「かわいさ」が入っている使われ方をしています。


本来ならこの「罵倒の少ない日本語」は非常に誇れることです。日本人のイメージとも合っていて、世界に誇れる事なのですが、例えば通訳。映画の台詞に「Fuck your mother!!」があったとして、これを日本風に訳すと「お前の母ちゃんデベソ」となるわけで、全く雰囲気が伝わりにくい。戸田奈津子もシドロモドロです。


それに、あまりにも罵倒の言葉が少ないと「バカ」「アホ」のように、全ての罵倒語が「人を罵る」という役割を失ってしまい、日本人は口喧嘩をしても決して人を罵れない事態に・・・非常に望ましいことですが、外国人からはナメられるだけです。


なので、作っちゃおうかなと。
作って巷に流布して、流行語大賞でももらおうかなと。


さっそく罵倒語について考えてみた。


まず新罵倒語を作るにあたって、日本人は何を言われたら怒るのか、何に重きを置いているかを考えなければなりません。ボクが思うに日本人は組織とか愛国心というのを非常に重んじている企業大国で、他国に比べるとサラリーマンの割合も多い。そこで、


●ネジヤロー


お前なんて所詮は企業の中のちっさなネジでしかないと強調すれば結構痛いかもしれない。同じ理屈で、


●産毛


とかも傷つくかも。「この産毛!」とか言われたら結構イラっとする。「ウブゲ」という語気もイラっとするし、罵倒語としては相応しいかもしれない。


「ネジ」「産毛」と基本理念は同じだが、「企業の中の小さな自分」を強調されるよりも、平均的に小柄な日本人は外見的な小ささ、体型の小ささを強調された方がイラっとするかもしれない。


●豆チン


やはりムスコへの侮辱は自分を含め、しいては自分の精子(子孫)までをも侮辱された気になって精神的な苦痛は高いものかもしれない。AV大好き日本人、早漏が多い日本人など、セックス全般をひっくるめて皮肉ったこういう侮辱もダメージは高いと推測する。


●勃起不能障害者
●ED


完全に病名である。これで苦しんでいる人もいるというのに。これでは唯の差別であり、罵倒ではない。一見同じように思える「差別」と「罵倒」だが、ボクに言わせれば全く違う。罵倒語と言うのは、怒りの程度を相手に知らせ、相手をイラつかせる言葉であるべき。これでは発想も安易過ぎるし、想像力も足りな過ぎる。


元々罵倒の少ない日本語では、やはり限界があるのかもしれない。もっと別のアプローチが必要だろう。そこで、普段使っている言葉だが、よくよく考えると言われた時イラっとくる言葉を探してみた。


●カイワレ

●イソギンチャク

●雑巾

●フカヅメ

●ふな侍

●生魚新太郎(なまざかなしんたろう)

●ハラワタ

●稚魚


全体的に雰囲気が伝わりにくいかもしれないが、もし自分が言われたらと考えるとニュアンスは分かるのではないでしょうか?「ふな侍」などは浅野内匠頭が吉良上野介に言われたとされる、忠臣蔵事件の発端となった罵倒語と記憶しているが、今では歴史の時間にしか聞きません。
ボクがふと思いついたこの罵倒語候補の羅列ですが、
一つ気付くのは「海に関係する言葉」が多いと言う事。


伝統を重んじる中国、家族を重んじるアメリカに対し、四方を海に囲まれ、海と共に育った日本人はやはり「海」に関する言葉でけなされる事が一番の屈辱なのかもしれない。そこで海に関係する最高の罵倒を以って、この新罵倒語の考案はお仕舞いにしようと思う。


●「お前なんて海水でも飲んでろ!」



やっぱ伝わりにくい。



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2007/12/14(金) 03:01 | URL | みんな の プロフィール #-[ 編集]
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